ズリネタクエスト-第2話-ジュリエッタはエッチして成長する

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街を目指して

「ちょっとぉ、全然着かないんだけどぉ」

店長達4人がゴブリンとの戦闘を終え、洞窟を抜けたその後

遠くの方に見えている煙に向かって、もう丸二日間は草原を歩き続けていた。

しかし、一向に煙の元であるだろう村か街は見えてこず、またその距離感も縮まらないのだった。

「おかしいですね、少しずつ近いづいているような気もしますが、まったく近づいていない気もします」

この状況に文句を言うアイギスと、いぶかしがるジュリエッタを先頭にし、後ろでは店長をおんぶしているフレイヤが続く隊列だ

「テンチョウ、疲れて勃っちゃうのは分かるけど、その硬くなってるモノ押し付けないでくれよ」

「でへへ、ごめんねフレイヤちゃん、そうしてあげたいんだけど疲れマラが言う事聞いてくれなくて」

ヘコヘコと腰を動かし、フレイヤの腰のあたりにチンポを擦り付けて甘い快感を味わう店長

更に調子に乗り、両肩に回した腕の先にあるフレイヤのデカパイを、指先でプニプニと突いて今の状況を楽しんでいた

「はぁ、お~いジュリエッタ、そろそろ変わってくれよ」

「・・・・・・それにしてもおかしいですね、あの煙、もしや罠なのでは?」

全身筋肉痛で歩けなくなった店長を、交代でおぶる約束をしていたジュリエッタだが、フレイヤの様子を見て聞こえないフリをしていた

「もう! だからアタシが魔法で回復させてあげるって言ってるのに! なんでヤなの?」

「ヤダヤダ! 魔法怖い!(それに回復なんてされたらおんぶしてもらえなくなるし)」

「まだ言ってる! いい加減に観念しなさい!」

異世界の魔法に拒否感を覚える店長は、状況を最大現利用してやろうと思っていた

ことセクハラに関しては究極の策士であるだろう

一同に疲れは見えるが口数は減らず、見る人が見れば楽しそうに旅を続ける4人であった。

「もう分かったから、ワタシがおぶればいいんだろ」

「フレイヤは甘いのよ、テンチョウがそんなんじゃイザって時に困るわよ」

「まぁまぁ、フレイヤがテンチョウ様をおぶってくれる事にもなりましたし、いいじゃないですか、それはそうといったんお昼にしませんか」

サラっと自分がおぶるのを回避したジュリエッタは話題をそらすために昼の食事休憩を取ろうと提案する。

その時だった、草原の遠くから人の悲鳴が上がる

「・・・うわぁぁぁぁ・・・・・・あぁぁぁぁぁ! た、たすけてぇぇぇぇぇ!」

距離はまだ遠く、ハッキリとは見えないが誰かが魔獣に追われているようだ

「人が襲われているようです!」

「あぁ、助けないと不味いな、店長、いったん降ろすぞ」

急にシリアスになった空気にさすがの店長も黙る事にした。

「イーグルアイ! ・・・・・・え~っと、行商人っぽい男の子がデカいオークみたいなやつに追われているわ、まずい! 追いつかれちゃう!」

鷹の目の魔法で一早く状況を掴んだアイギスが見たのは、身の丈が5mはありそうなブタの怪物に追われる少年の姿だった

「テンチョウ様をお一人にするのは危ないですね、私が護衛で残りますので、フレイヤとアイギスの二人で少年の救助をお願いします」

「了解」

「ま、アイギスちゃんに掛かればイチコロよね、行ってくる!」

素早い判断を終えると、アイギスはフレイヤと自分に身体速度向上の魔法を掛け、常人とは思えない速度で少年の方へ駆けていった

ジュリエッタの悔恨

「・・・・・・ジュリエッタちゃん、二人きりだね」

「え、あ、そ、そうですね・・・・・・ 大丈夫です私がお守り致しますので」

「怖い・・・・・・」

「いや、その、大丈夫です! 心配しないでください」

ジュリエッタと二人きりになった店長は、わざとらしく不安がり、ジュリエッタにじりじりとにじり寄って行く

「テンチョウ様落ち着いてください、今はそんな事をしている場合ではないですよ」

「いやもうここ数日オナニーしてないから、もう溜まっちゃって溜まっちゃって、僕のキンタマ爆発しちゃいそうなんだよ」

「そんな事で爆発しませんから大丈夫です」

「旅に出るときに言ったじゃないですかぁ、身の回りの世話もしてくれるってぇ」

「そ、それはそうですけど、食事の準備や洗濯などの生活方面の話です」

「チンチンを慰めるのも、男にとっては生活の一部なんですよぉ」

「ダメですってば!」

鼻の下を伸ばしながら目と鼻の先まで寄ってきた店長を、思わず押しのけてしまったジュリエッタ

「はぁ、やる気無くなっちゃったな」

「わ、分かってくれましたか」

「なんか魔王討伐とかどうでも良くなってきたな、実はさ、この前のゴブリンとの闘いでなんとなく元の世界に戻る方法分かっちゃったんだよね」

「え!?」

「ほら、高坂さんの名前を呼んだらとんでもないパワーがでたじゃない? あれと同じ方法を使って気合いで帰れそうなんだよね」

「ま、待ってください! アナタがいなければこの世界は・・・・・・」

「だって、全然エッチな事させてくれないしさぁ、つまんないんだもん、帰っちゃおっかなぁ~~~~~~」

チラチラとジュリエッタの方を見ながら反応を伺う店長

恐らく嘘ではない物言いに焦るジュリエッタは、なんとか交渉を試みる

「わ、分かりました、皆が帰ってきたらフレイヤとアイギスにも相談して、テンチョウ様の性処理を、」

「そんなこと言ってさ、また自分だけ逃げて二人に押し付ける気なんじゃないのぉ?」

「うっ、それは・・・・・・」

図星だった。

実はこの旅を通して店長とのスキンシップを一番避けているのはジュリエッタだった

元々真面目な性格な彼女は、いくら世界の救世主とはいえ、店長のような中年オヤジにベタベタとカラダを触られる事には極度の抵抗感があり、今まで上手くフレイヤとアイギスにエロい目にあう役割を回していたのだ

「民のお手本になる聖騎士様が自分の身の保身のために、仲間を利用するのってどうなんだろぉ?」

「そ、そんなつもりは」

「いっつもアイギスちゃんやフレイヤちゃんにはテンチョウ様に気を遣えって言ってるくせに、自分が一番ぼくの要望に応えてない状況だよねぇ?」

「す、すみません」

ジュリエッタの痛い所を責める店長、ネチネチと中年らしい説教を続ける

次第にジュリエッタは俯き、反論できなくなって目に涙を浮かべてしまった

「おっと、ちょっと言い過ぎちゃったみたいだ。ごめんね、でも今言った事は本当だよ、友達にイヤな事を押し付けるのは良くない」

※てめーがセクハラしてるからだろうが(byピース)

「はい・・・・・・ごめんなさい」

「よしよし、じゃあエッチさせてくれるね?」

「はい、聖騎士失格な私なんかでよければお相手させて頂きます」

すっかり反省モードに入ってしまったジュリエッタは、店長のエッチ要求を受け入れる

「それじゃあ、失礼してw いただきま~す♥」

腰の前掛けをまるで暖簾のように手で払いのけ、その先の女の子の大事な所に頭を突っ込む店長

「すぅー、はぁー、うーん最高の匂いだよジュリエッタちゃん♥ まるでココナッツとハイビスカスをミックスしたみたいな、あまぁい女の子の匂いが充満してるよぉ♥」

「か、嗅がないでください! 湯浴みも出来ていないので臭いはずですから!」

自分の行動の卑しさを責められ、すっかり意気消沈していたジュリエッタだが、恥ずかしげもなく変態行為に及ぶ店長の姿にハッとなり、多少の抵抗を見せ始めた。

「うーん、マンダム。恥ずかしがらなくて良いよぉ、ほんとに良い匂いだから♥(^ω^)ペロペロ」

「やっ♥ あっ♥ な、なめないでください!」

下着越しにクンニを始める店長、あまりの恥ずかしさに思わず引きはがそうと店長の頭を掴んだジュリエッタだったが、すっぽんのように張り付いて離れない店長の力強さに、一種の恐怖まで覚え始める

(な!? びくともしない、変態要素が絡むとこんなにも凄い人になるなんて、だめだ、犯される)

(^ω^)ペロペロ

「あっ♥ ひっ♥ やめっ♥」

器用に下を尖らせ、ジュリエッタの弱い所を探って行く店長

自身の唾液の他に、下着を湿らす液が出始めたのを確認すると、スポッと頭を抜いてジュリエッタの顔を見た

「エッチなお汁が出て来ちゃったねぇ?♥」

「ち、ちがいます、テンチョウ様のヨダレです!」

「そっかそっか、じゃあ次は僕の事も気持ち良くしてよ♥」

いつの間にズボンを脱いだのか、外の空気を楽しむように、天に向かって勃起したチンポをジュリエッタに見せつける

「ど、どうすれば・・・・・・」

「エッチの経験無いんだねぇ、じゃあオジサンがリードしてあげないとね!」

立ち上がった店長は、ジュリエッタのデカパイを閉じ込めていた鎧を手際よく外すと、放り出されたパイパイをむぎゅっとわしづかみにする。

コンボでジュリエッタの唇を奪うと、キスと同時に手マンを開始した。

「んぐぅ!?!? あっ♥ だめですテンチョウ様、そんな同時に責めないで♥」

「ぷはっ♥ キスされながら気持ちよくされちゃうの良いでしょう?♥ 僕ね、風俗だけは行きまくってるから、テクニックだけはあるんだぁ♥」

「んんっ♥ だ、だめぇ♥」

「ほら、自分だけ気持ちよくなってないで、僕のチンポもシコシコして!」

店長は混乱して動きの鈍いジュリエッタの手を掴むと、自分のチンポに当てがい、こうやるんだよと言わんばかりにチンポを擦らせる

「こ、こんな変態みたいな・・・・・・」

「変態力を基準に呼んだ人間に何いってるんだい?w」

「そ、それはそうですが・・・・・・」

シコシコシコ♥

にゅりゅにゅりゅ♥

天然のローションが如く、店長の我慢汁が大量に分泌され、手コキをしているジュリエッタの綺麗な手が汚されていく

「おっほ♥ いいよジュリエッタちゃん、もうちょっと力を入れても良いよ」

「んっ♥ あんっ♥ テンチョウ様、ダメです、下の方をあまりくちゅくちゅしないでださいっん♥」

スケベ中年に貪られている美女のエロボディは、淫欲エナジーの影響もあって、あっというまに蕩けてしまっている

「ここ? ここがいいの? んっ? ほれほれ♥」

ぐちゅぐちゅ♥

「んあああああ♥ やめっ♥ 私の弱い所ほじほじしないでぇぇぇ♥」

ほじほじほじほじほじ♥

「い、イクゥゥゥゥゥ♥」

プシッ! プシャアアアアア♥

店長のねちっこい手マンにより盛大にイカされてしまったジュリエッタは、すっかり力が入らなくなってしまい、その場に倒れ込んでしまった。

「ふぅー♥ ふぅー♥ も、もう無理ですテンチョウ様」

「いやいやいやいや! 僕まだイケてないよ! 大丈夫、勝手にジュリエッタちゃんのカラダ使わせてもらうからさ、そこで寝てなよ」

「いやっ! 待って、本番は! だ、だめぇ」

「失礼します。よっと!」

ズボッ!!!!!!!

「!!!!ッんああああああ♥ い、イッたばっかりだから、う、動かないでぇ♥」

「ダメダメぇ♥ このまま一緒に気持ち良くなろ♥」

ぱちゅん!ぱちゅん!ぱちゅん!ぱちゅん!

横向きに寝そべるジュリエッタのムッチリとした足を抱え広げ、逃げられないようにホールドをした店長は、今か今かと外に飛び出す準備OKの精子を携えたチンポキンタマをジュリエッタの豊満な体に打ち付け

「おっ♥ おほぉ♥ んっ! あああああ♥ だ、だめっ! ホントに、だめぇ♥」

「んほぉぉぉぉっぉ♥ ジュリエッタちゃんのマンコ締まりすぎw 僕もホントにダメだよぉ♥」

「いやっ!♥ んっ♥ んぐぅ♥ ふぅー♥ ふぅー♥ お、犯されてるぅ」

「はぁはぁ♥ ヤバイ、手コキされてたから、もうすぐイっちゃいそう♥ ジュリエッタちゃん、か、顔見せて♥」

「はぁはぁ♥ み、みないでください、今見られたら・・・・・・」

「顔みせて!」

店長は片腕でジュリエッタの足を抱えたまま、身を乗り出し、ジュリエッタの顔をこちらに向かせるように頭を掴んだ

抵抗の力はほとんどなく、店長の目に飛び込んできたのは、普段の凛とした表情とは真逆の、だらしなく快楽を貪るメスの顔だった

そのギャップが店長の射精欲をさらに刺激する

「んあああああああああ! そんな顔見せられたら、も、もう出ちゃうよぉぉぉぉぉ」

「だ、だめです! 中は、中はダメぇ!!!!!」

今まさに中出しを決めようとしたその瞬間、店長の肩を掴む腕があった

「なーにしてんの?(#^ω^)ピキピキ」

「へっ!? あっ、アイギスちゃん、お、おかえり、あっ! だめだ」

ぶびゅっ♥ びゅるるるr! どびゅうううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!

「んっほぉぉぉっぉぉ♥ 中に出されてるぅぅぅぅぅ♥」

店長の射精の直前、少年の救援に向かっていたフレイヤとアイギスは、無事に魔獣の討伐を行い元の戻って来ていたのだった。

エロガキ行商人のチーポ

「で? アンタ達、フレイヤとアイギスちゃんが一生懸命人命救助してる間に、一体何してたの?」

「そっちも大変だっただろうけど、私が疲れマラに操られてしまってね、ジュリエッタちゃんに協力してもらって疲れマラを退治してもらっていたんだ」

「何なのその疲れマラってのは! ただエッチな事してただけじゃない!」

「まぁまぁ、事情を聴こう、ジュリエッタ、本当なのか?」

「す、すみません、私が、二人にいつもイヤな役を押し付けていて、それをテンチョウ様に諭されて・・・・・・」

(上手い事なんか言われたわね、ジュリエッタ)

(適当な事言われて犯されたな、ジュリエッタ)

「本当に今までごめんなさい、私、テンチョウ様に言われて気づいたの、自分がイヤだからって友達にそれを押し付けるのは聖騎士として、いえ、人間として最低だって」

「ちょ、ちょっとまってよ、なんでそんな大事になってるの、それにジュリエッタってアタシ達の事、友達だと思ってくれてたんだ」

「えっ!? あ、私はそう思っているけど・・・・・・」

「えへへ、そっかぁ、アイギスちゃんだって、ジュリエッタは大切な友達だよ、フレイヤもそうでしょ?」

「あぁ、言うまでもなくな」

「あ、ありがとう! 二人とも本当にありがとう」

目に涙を浮かべ二人を抱きしめるジュリエッタ

そんな美女・美少女達の様子を横目に、店長がポツリとつぶやく

「雨降って地固まる。とはこの事ですなぁ」

(アンタは射精してスッキリでしょ!)

(さすがはテンチョウ、変態力で結束を高めるとは、ワタシももう少しサービスしてやるか)

(テンチョウ様、友を思う気持ちに気づかせて頂いてありがとうございます。ただ、犯された恨みは忘れません)

「あ、あのぅ、お取込み中申し訳ないんですが、助けてもらったお礼を言いたいんですが」

変な理由で盛り上がっていた一同の後ろに、少年が一人立っていた。

フレイヤとアイギスが救助した行商人の少年だ。

「あぁすまない、テンチョウ様、ジュリエッタ、紹介するよ、この少年がワタシとアイギスが救助した人だよ、一人で各国の商品を取り扱い行商の旅をしているらしい」

「オイラの名前はチーポって言います、フレイヤ姉さんが言った通り、旅の行商で生計を立てていて、これから砂の国のサンドウォールに向かう途中だったんだけど、さっきの魔獣に襲われちまったんだ」

「サンドウォール!? ここはサンドウォールの近くなのですか?」

「ジュリエッタ、まずは名乗ってからにしよう」

「そ、そうですね、すみません。私の名前はジュリエッタ・バーンスタイン。聖都ホーリーウィンダムの聖騎士です」

「フレイヤ姉さんからは聞いてたけど、まさかこんなに多くの聖騎士様に会えるとは思わなかったっす。宜しくお願いするっす」

「ふふっ、そんな大層なモノではないですよ、それでこちらが・・・・・・」

「店長です、日本でコンビニの店長やってます」

「ニホンでコンビニノテンチョウ? ってなんすか」

「知らなくて良いよ、君みたいなスケベそうなガキには興味ないから」

「テンチョウ! それはないんじゃない?!」

「アイギスちゃん、君がどう思っているか分からないけど、彼はエロガキだよ! 顔を見ればわかる、ただのスケベなガキだ」

店長が言う通り、目の前に現れたチーポという少年は鼻が大きく、締まりのないスケベな顔をした少年だった。

先ほどからジュリエッタの顔、胸、尻、足を舐めまわすように凝視している。

店長はとにかく同属の男が嫌いだった。それが少年だとしても。

「ぬぐぐぐぐ! 人をそんな見た目で判断するものじゃないわ!」

「アイギス、テンチョウの言動はワタシも思う所があるが、今に始まったわけでもないだろう、話が進まん」

「わかってるけど・・・・・・」

「それで、チーポ君でしたね、アナタはサンドウォールに向かう途中だったのですか?」

「そう、ディスガイアがこんなになっちまっただろ、アンタ達には悪いけど、ホーリーウィンダムはサンクチュアリとかいう所に逃げちまうし、他の国は崩壊しちまった。 唯一サンドウォールは科学ってやつの力で風土病に対抗してる。今のオイラの拠点はサンドウォールで、近隣の村や国、山賊にだって物を売って生活してるんだ」

「逃げてないわ! 一時的に女性達を保護するためにフィンドゥリル様はサンクチュアリをお創りになられたんだから!」

「ひいっ」

「アイギス! チーポだって必死なんだ、そんな事をいうな」

「うっ、ご、ごめん」

「チーポ君、ごめんなさい、でも今アイギスが言った事は本当よ、私達は逃げていない、テンチョウ様を召喚して、このディスガイアに蔓延る風土病の根源である変態魔王を倒す旅をしているの」

「変態魔王? そんなやつがいるんすか?」

「えぇ、ホーリーウィンダムの女王フィンドゥリル様の調査研究により、ディスガイアを今の状態にした元凶の魔術師がいると分かっているわ」

「そ、そうだったんだ、で、そこにいるテンチョウ様ってのが救世主? オイラにはどうみてもスケベなジジイにしか見えないけど」

「ははっw スケベジジイには違いないさw」

チーポの素直な感想にフレイヤが爆笑する

「・・・・・・」

急に機嫌の悪くなった店長はチーポの悪口にも反応をしない。

「ありゃ、テンチョウがへそ曲げちまった」

「て、テンチョウ様、あとでまたエッチな事してあげますから、機嫌を損なわないでくださいね」

日本に帰れる方法を把握してしまった店長の機嫌を伺うようにジュリエッタは気を遣う

「!? うん! ジュリエッタちゃんがそういうなら仕方ないよね、このクソガキは大嫌いだけど、皆のために我慢するよ」

「クソガキクソガキ煩いな、このジジイは!」

「まぁまぁまぁw で、サンドウォールはあの煙の方向にあるのか?」

「え? あー、フレイヤ姉さん達ってもしかしてあの煙の方向に行こうとしてた?」

「あぁ、とりあえず人里に出て地理の情報を得ようとしてたんだ、サンクチュアリから転送されて、ここがどこかも分かってなかったからな」

「そっかそっか、じゃあ残念だけど、あの煙は幻だよ」

「「「「えええええええええええええええええええええええ!?」」」」

「あれは幻発煙(げんはつえん)って呼ばれてる物で、この草原に人間を集めて魔獣の餌にするためのものっす。あの煙の方向にいくら進んでも、この草原から出られないんすよ」

「何よそれ! じゃあアタシ達は無駄に何日も歩いてたってわけじゃない」

「やはりそうでしたか、地理の情報は必須ですね」

「なぁ、チーポ、助けた見返りってわけじゃないが、ワタシたちをサンドウォールに案内してくれないか」

「もちろんイイよ! オイラは借りは返す男だからね、命の恩人のフレイヤ姉さんとアイギスお嬢には誠意を尽くさなきゃ、ジュリエッタさんも美人だしぃ」

でへでへと鼻の下を伸ばす少年だったが、重要な存在であるためフレイヤ・ジュリエッタ・アイギス共に目をつむった。

「て、テンチョウ様も、それでいいですよね?」

ジュリエッタが恐る恐る店長に意向を伺う。

「そうですね、それ以外方法がなさそうですし、それでいいです」

「ほっ」

「ただし!」

!!!!?????

「チーポ君は僕がマンツーマンで監視します。同じ男として彼の変態才能には見るべき所がありますから」

(テンチョウ様がここまで言うとは、チーポ君はテンチョウ様と同等の変態力を持つのでしょうか?)

(あー、テンチョウはワタシたちの事を自分の女だと思っているんだろうか、嫉妬だなこれは)

(よく分かんないけど、テンチョウもチーポも、この天才魔導士アイギスちゃんが護ってやるわ!)

こうして、旅の行商人チーポを加えた5人のパーティーは、砂の国「サンドウォール」に向けて歩き出した。

次回予告

サンドウォールは元々ホーリーウィンダムと活発な交易をおこなっており、首相制を導入した国である。

代表の名は「マルケス・ミランダ」

褐色の肌に凛とした顔だちをした女性首相である。

ホーリーウィンダムの女王であるフィンドゥリルとは、よく意見交換をしつつぶつかり合いながらも、お互いに認め合う仲だった。

ディスガイアが今の状態になるまでは・・・・・・・・

はたして、店長達5人はサンドウォールで世界の命運を握る次なる手掛かりを得る事ができるのか?!

そして!チーポは果たして信用樽人物なのか!?

一歩先には肉体を狙われる美女たちの旅は続く・・・・・・

第三話を乞うご期待!

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4件のフィードバック

  1. 昔からずっと応援してます。

    シーン作りのセンスの良さにいつも感動してます。
    これからもブログ楽しみにしてます!

    • 応援ありがとー
      これからも定期的になんかエッチな物作って行くから応援よろしくー

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