欲を司る神の友達が出来た俺が、性欲を女神に献上する物語01 ~欲の味にはうるさいグルメな神様『イザナ』との出会い~

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第1話:Aパート『神の友達が出来た日』

「あぁっーーー ハルヒっ、可愛いよハルヒっ❤」

 六畳一間の木造ボロアパートで、隣人の壁ドンにめげずにオナニーに耽っている俺の名前は『森 達夫(もり たつお)』今年で40歳になる中年だ。

 学生時代の友人は皆、真っ当に結婚して家庭を持ち、だんだんと疎遠になっていったくなぁと思っているうちに、いつしか一人ぼっちでこんなボロアパートに引きこもりオナニーをするのが当たり前の日常だった。

 短期の期間工の仕事を入れては日銭を稼ぎ、またしばらくは何もすることなくオナニー三昧、金が無くなればまた稼ぐ、そんな事を繰り返していたら人生40年も経ってしまっていた。

「い、いくっ! で、でるよぉ、は、ハルニャァァン❤」

ぶびっ❤ びゅる、びゅるる❤

 たっぷりと時間をかけて行った焦らしオナニーの最後、チャージした金玉汁の射精は最高だ❤ これでまた生きる希望が湧いてくるぜっ!

「お主、なかなか良い欲をもっているな」

「!!! っひ! だ、だれっ! あっ! がっ! つ、っつった、首つった! いってぇぇ!」

 射精後に突然人の声が聞こえて来て驚いた拍子に俺の首はつってしまった。オナニーしてたかと思ったら突然大声で痛がり出した俺の大声に、隣人の壁ドンも激しくなる。

「そう慌てるな、妾はお主の味方じゃ」

 痛む首を動かさないように、体ごとゆっくりと声のする方向を向く、するとそこには、こちらをじっと見つめる狐がいた。

「き、狐? なんで、こんなとこに狐が、ていうか喋ってる?」

「そうじゃ、今お主に語りかけているのは紛れもなく妾じゃ」

「一体何がどうなって……」

「なに、ちょっと町内を見て回っておったら、何やら良い欲の匂いがしてきての、覗いて見ていただけなのじゃ」

「君は一体何者なの?……」

「妾か? 妾は『イザナ』 この土地を古くから住処としている土地神じゃ」

「マジか、俺は今、神と話をしている? 待て、待って! ラノベの読み過ぎで遂に頭がおかしくなってしまったのか?」

「数千年、人と話していなかったが、やはり今でも妾と初めて会話をする人間はそのような反応をとるのじゃな、面白い」

「いや、これマジなやつだ、だって普通に狐が喋るわけないし、会話成り立ってるし」

「マジじゃ、妾は神じゃよ」

「ふぅーっ、ふぅーっ、ちょっとまって、落ち着いてきた、賢者タイムだし、今の俺なら冷静に対応が出来るはず」

「ふむ、しばし待とう」

狐(神?)が気を遣ってくれて、少しばかり時間をもらえた俺は、下半身丸出しのまま深呼吸をし心の平静を取り戻した。

「えーと、イザナ…様?、なんだって神様が俺の家なんかに?」

「お、冷静になったようじゃの、ふむ、妾は欲を司る神でのぅ、人間の欲を供物としておるのじゃが、最近の世の中の欲という物が、妾の口にあわんくてのぅ」

「話がちょっと、見えてこないのですが」

「お主、金は好きか?」

「え、あ、はい、好きですけど」

「金欲はダメじゃ、不味くて不味くて仕方ない、最近はどいつもこいつも金、金、金じゃ」

「そ、そうなんですか、昔は違ったんですか?」

「そりゃもう違ったぞ、食い物にも困っていた時代は、食欲がウジャウジャと溢れておっての、ありゃなかなか美味だったのだが、飽食の時代に入ってしまったからの、今ではとんと食欲がなくなってしまったのじゃ」

「な、なるほど、なんか欲を供物として受け取るというシステムが分かってきました」

「次に睡眠欲じゃが、これは最近の方が量が増えてきたの、しかしまぁ味がしない欲でのぅ、人間は眠くて眠くて仕方ない時は、普通に寝てしまうじゃろ?」

「そりゃそうですね」

「割と簡単に手に入ってしまう欲なので、味にパンチが足りんのじゃ」

「なんか欲の味も分かるような気がしてきた……」

「おぉ! 分かってくれるか、お主なかなか飲み込みが早いの、名はなんという?」

「俺の名前は『森 達夫』です。」

「達夫か、覚えておこう、それでじゃ、最後に残るのは何か分かるか?」

「せ、性欲ですかね?」

「正解じゃ! これがまぁバラエティに富んだ味でのぅ、時代が進めば進むほど新しい味が増える特別な存在、ヴェルタースオリジナルのようなものなのじゃ!」

「は、はぁ、確かに性癖は人それぞれですし、最近じゃLGBTとか流行っててもうカオスですしね」

「そう、しかもじゃ、食欲や睡眠欲は割と簡単に手に入る欲じゃが、性欲はそうはいかん、例えばテレビに映ってる芸能人やアイドルとヤリたいと思った事、あるじゃろ?」

「え、まぁありますね」

「ヤレるか?」

「ヤレませんね、てか俺は一般人とさえヤレない非モテだし」

「そう! それが良いのじゃ、強く願う思い、妄想がネジ曲がって、欲の味が濃縮されたデミグラスソースみたいな味がするのじゃ」

「なんとなく分かってしまう」

「ふぅ、欲味について熱く語ってしまったの、話は戻るが、そういうわけで妾が今もっともハマっているのは性欲での、お主のように女日照りの性欲拗らせ中年の性欲が、どこかに落ちてないかなぁと散歩してたら、このアパートから良い匂いがしてきての、ついつい来てしまったのじゃ。先程のお主の性欲、なかなか美味であった」

「ずっと見てたんすか?」

「もちろんじゃ、良い年こいて、昔見てた涼宮ハルヒの憂鬱の涼宮ハルヒをオカズにして、ハルヒぃ❤ ハルヒぃ❤ って言いながらシコっていたではないか」

「は、はずかしぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

「妾は神じゃ、お主のような人間、いくらでもこの世にいることを知っておる、みんな一緒じゃ」

「い、イザナ様ぁ、ありがとうございます!」

 普通ならオナニー覗かれて怒るのは俺なのだが、あまりにも寛容なオーラを放つイザナに俺はすっかり惹き込まれていた。

「そ、それでじゃな、お主に一つ頼みがあるのじゃがのぅ……」

「か、神様が俺にお願いなんて、い、一体なにを!?」

「そう身構えんでくれ、お主の性欲をじゃな、定期的に妾の供物として献上して欲しいのじゃ、先程のは例えるならばつまみ食いみたいなものでの、妾の腹はそれでは満たされん」

「何だそんなことか、って言っても、どうやったら良いんですか?」

「簡単じゃ、妾と性友人の契約を結んでくれれば、お主がエロい事を考えるたびに、妾にその欲が正式に届くのじゃよ」

「性友人の契約ってなんですか?」

「うーん、妾も上手く人間の言葉で伝えるのが難しいのじゃが、人間で言う所のエロ話を笑いながら出来る友達のようなもんかの?」

「おぉ、なんだか良いですね」

「もちろん、タダでとは言わぬ、お主にもメリットがないと友人とは言えんからの、契約を結んでくれたら、妾の分身である式神を預けよう。妾の力の一部をその式神を通して使えるようになるがゆえ、存分にエロい事ができるぞ」

「そりゃすごい! 俺は性友達になります!」

「よし達夫! これから妾達はスケベ友達じゃ!」

「宜しくお願いします!」

 この日から、40年の間、特に何もなかった俺の人生が、動き始めたーーー

第1話:Bパート『イザナ様の本当の姿』

「では達夫、約束通り式神を渡そう」

 そう言うと狐姿のイザナ様がボンヤリと光りだす。その光が細い糸のように空中に流れていき、やがて小さな藁人形のような形のぬいぐるみに変形していく。形が明確になった光の糸は一瞬眩く光ると、実態を持った人形として床に落ちた。

「おぉ凄い、何も無い所から人形が出てきた」

「驚くのはまだ早い、もうしばらくするとじゃな……」

 2人で床に落ちたポケットに入るぐらいの大きさの人形を見ていると、それはムクリと立ち上がった。

「すげぇ! 動いた」

「自律行動型の式神じゃからな、お願いすれば簡単な身の回り世話などもしてくれるぞ」

「ルンバより凄いっすね」

「名をつけてやれ、そうすれば達夫を主人と認め、付き従う事になる」

「うーん、そうだなぁ、どうしようかなぁ」

「何でもよいじゃろ」

「いやせっかくイザナ様から貰った式神だし、ちゃんとした名前を付けないと失礼ですよ」

「おぉ、良い心がけじゃ、さすがは我が友」

「うーん、そうだ! ミコトにします。命が吹き込まれたみたいだし、良い名前じゃない?」

「ミコトか、良い名じゃ」

「今日からお前はミコトだぞ、宜しくな」

 藁人形っぽいミコトにそう呟くと、ミコトは自分の主人を認識したことを示すように、俺に向かって敬礼をした。なんだかペットみたいで可愛い。
 それにしても、さっきから無性に楽しいな、40歳の中年な俺だが、生きてきた時間が圧倒的に違うイザナ様と会話していると、自分が子供に戻ったようで、なんだか活力が湧いてくる。

「達夫、何か助けが必要な事があれば、いつでもミコトを通して妾に話しかけるが良い、急ぎの用があれば妾もまたミコトを通してお前に話しかける」

「分かりました。てか、ウチに住めば?」

「そうしたいのはやまやまじゃが、神社を長く空けるわけにもいかんのじゃ、妾は土地神であるがゆえ、祀られている神社を守らねばならぬのじゃ」

「あ、そうだったね、もしかして祀られている神社って3丁目のイザナ神社?」

「そのものズバリそこじゃ」

「じゃあ時々は俺がそこに行くよ」

「うむ、では最後に、妾の真の姿を見せておこう、それで性友達契約は正式に完了じゃ」

 畳に伏せていたイザナ様がすっくと立ち上がると再び光だした、今度の発光は強く、直視していられないほどだった。
 光が少しずつ収まり、顔を背けていた俺がゆっくりとイザナ様の方を向くと、そこにはーーー

むちぃ~ん❤ ばいぃん❤ ぷりぃ~ん❤

 という擬音が本当に聞こえて来そうな、ダイナマイトボディをした美女が立っていた。

「あ、あ……」

「どうじゃ達夫、ここ数千年はコレが妾の真の姿じゃ、目に毒じゃろう?❤」

「お、女……」

「ふむ、妾自体は雌雄がどちらだったかはもう忘れてしもうたが、体はオンナじゃよ❤」

「ん、んおぉぉぉぉぉ」

むくむく❤ びきびき❤

 イザナ様の真の姿に目を話せなかった俺の股間は、人生で最も勃起していた。

「んっ❤ 美味❤ んぅ❤ 達夫、やはりお主の欲は、美味じゃ❤ あっ、あんっ❤ ドロっとしてて、コッテリした、あぁん❤ 美味しいよぉ❤」

 可愛い声で俺の性欲を味わうイザナ様に、俺はますます興奮する。今すぐにでも犯したい、押し倒して無理やりチンポ突っ込みたい、妊娠させたい。四つん這いにさせてバックで無理やりマンコほじってやりたい。チンポ咥えさせてたっぷり精液飲ませたい、馬乗りになって強制パイズリマンコで顔射したい。
 雷光のような速さで脳内にエロい願望が駆け巡るが、俺の体は1ミリたりとて動かなかった。否、動かせなかった。神の肢体の前にエロい事を考える以外の行動に回せる脳のリソースが無くなったのだ。棒立ちのままギンギンになったチンポがビクンビクンと跳ねるだけのカカシになっている。

「んっほぉ……っ❤ た、達夫、ちょっと待つのじゃ、妄想が暴走しすぎておる! まるで黄ばんだ濃厚なクリームシチューが、バイブになって妾の奥を蹂躙しておるような……っ! お主のどろりとした執着が、直接妾のナカに流れてきて……あ、あんっ❤ 妾、食事をしながらグルメレイプされちゃってるッ❤」

「……」

 俺は言葉も発せられない、ただただ、全自動でイザナ様を見ながらエロ妄想をするマシーンになってしまっている。

「だ、ダメェ❤ い、イッちゃう❤ 妾イっちゃう❤ も、もう100年ぐらいイってないのにっ❤ やっべ、コレやっべ❤ 達夫好きぃ❤」

 俺の方も限界だった、意識はほとんど失い掛けているが、射精感が光の速度で来ている事は分かる。というか速く射精しないと脳が焼ききれそうだ。

「い、一緒に! 一緒にいくのじゃッ❤ 3,2,1ーーー んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ❤」

どびゅっ…… びゅっ❤ 

びゅるるるるるるるるるるるるるる、どびゅぅぅぅぅう! びゅるっびゅー! びゅるるるるッ! どびゅっ! どびゅっ! ばびゅっ! びゅっ! びゅっ! 

 体中の体液が噴出してしまったかと間違う程に俺は射精した。
 棒立ちのまま、俺のチンポからドロッドロのマグマのような精液が飛び出し続ける、信じられない快感と、人生最高の幸福感とともに、俺は意識を完全に失った。

第1話:Cパート『それじゃ、また』

「んっ、んん」

「目が覚めたか」

 俺が目を覚ますと、眼の前にはまた狐の姿に戻ったイザナ様がいた。

「まったく、確かに良い素材だと思って友達になったが、まさかここまでとはの❤」

「あ、あんなの、誰が見せられたって暴走しますよ」

「限度って物があるじゃろう、妾も100年ぶりにイってしもうたが、うむ、やはりイクというのは良いものじゃな」

 事後のような会話だが、よく考えると肉体的な接触はゼロなので、どうにもおかしい会話だった。

「んっ❤ おいっ! また思い出し勃起しているだろう? もう今日は寄せ、達夫の体が保たん」

「確かにこれ以上興奮すると心臓止まりそうだ」

「達夫には末永く妾に供物を献上してもらわねばならん、自愛するのじゃ。あっ、そうじゃ、これをやろう」

 狐のイザナ様は定期券のようなカードをどこからか取り出し、俺に渡してきた。

「コレは何? 『精力屋 鰻玉竿』って書いてあるけど?」

「イザナ神社の近くにある『定食屋 兼光』の秘密の会員カードじゃ、それを店主に見せれば妾の友人だと分かってくれて、無料で滋養強壮精力抜群の食事が取り放題じゃ、酒は別料金じゃがの」

「へぇー、金欠だったからありがたい。店主さんはイザナ様の知り合い?」

「妾の信徒じゃ、お前と違ってスケベ目的ではなく、信仰で妾を慕っておる」

「いや、俺にスケベ目的で近づいて来たのはそっちだろ」

「細かい男じゃの、とにかくその店にいけばますますお前の性欲も増大じゃ、楽しみにしておくぞ、妾はそろそろ帰る」

「そっか、じゃあまたね」

「またの」

 別れの言葉を交わすと、イザナ様は煙となって消えた。
 こうして俺とイザナ様の奇妙な関係が始まったのだ、これから起こるであろうとんでもないエロい事を期待に変えて、明日からも生きていけそうだ。

ドンドンドン

 今日一日を締めくくろうとした俺の部屋の玄関ドアが乱暴に叩かれる

「てめぇ! AV見てオナニーする時はヘッドホンしろっつってんだろ! このオナニー野郎!」

 隣人の苦情だ、言っている事は至極全うで、申し訳ない

「す、すいませーん」

 ビビりながら、ミコトを抱きしめ平謝りする俺
 畜生、いい気分だったのに、こうなりゃオナニーして飯食って寝よ
 俺の人生はゆっくりと流れていくのであった

続く

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